農家には嫁に行くなと言われた時代
私が若い頃の30年前は親に
農家にだけは嫁に行くな
と言われていたの。
今の農家の後継者不足、高齢化が進んでいるという問題は、そりゃそうなるよね、な訳ですよ。
どうして農家にだけは嫁に行くな、と言われたのか。
農家の嫁が過酷だった、
虐げられた存在だった、からでしょう。
私たちの親世代の待遇がまだそんなだったから娘にそう言ったんでしょうね。
もちろん愛を実らせ結婚する人はいましたよ。で、その条件として
農家の仕事は一切しない。
すごいなぁ、そんな条件付けるんだぁと思いました。私は無理、結局やるなぁ…
なのに新婚旅行から帰ってきたら、玄関に赤い長靴が用意してあった、なんて笑い話もありました。
それを守り、同世代で農家に嫁いでも農作業を一切しない人が結構います。
私の友人で、積極的に農作業をやってるコがいるのだけど、周りの他の嫁たちに初期の頃
「1人だけいい子ぶって」
「◯◯さんみたいな人がいると、こっちが悪者みたいで嫌なんだよね」
とか言われたそうです。彼女は強いので
「私は好きでやってるんだよ。あなた達がやろうがやるまいが、私には関係ないの。」
と言って、JAに頼らず販路を拡大したりして、もめながらも頑張っています。
後継ぎと周りが期待した長男くんは、賢すぎて県外へ行ってしまいました。
現在はどうなんでしょうね。
もう過酷な扱いはないと思うけど、農家には嫁に行くな、なんて言われているのかな。
今はこんなイメージだけど…
「企業としてまとまればいいんじゃないの?」
農業をやりたい人がいても、実際にはなかなか入れない。
農業をやりたくない人が無理矢理継いで、結局売り払ったり、耕作放棄したりしてるくらいなら、と素人なので簡単に思ったの。
そしたら、農家の人に
「うちの土で作った果物だから買ってくれる人がいる。」
とか言われました。
…でも、後継ぎいねーじゃん
心の中で呟きました。
先祖代々の土地に対する思いが強いのでしょうか。
やる気のある後継者に譲ればいいのになぁ…
農地解放は失敗で、あのまま地主のモノだった方が計画的な利用や組織にできたのではないのかなぁ…
食糧自給率が低い国なのに大丈夫なのかなぁ、と心配になります。
【食糧不安】習近平主席、残飯残さないよう法律制定「コメ1粒ごとに農夫の苦労がにじんでいるのがわからないのか」 https://t.co/DZMZbbW2gY
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) 2020年8月13日
今年は天候も不安定ですし、隣国も疫病やら洪水やらバッタやらでヤバそうだし、心配になります。
結婚してここの地に来て四半世紀ですが、当時は辺りに広がっていた田んぼや畑が次々と住宅に変わって行きました。
農家の人は、まるで住宅地の中で畑仕事をしているみたいです。
予防の霧が洗濯物にかかる、早朝からうるさいとか苦情もあるようで、どちらの側からも愚痴を聞きます。
畑のある所に、後から来たのはそっちだろ。
そんなやつにお金欲しくて土地売ったんだろ。
幸い、我が家は何もトラブルはありません。
かつて桃畑だった場所に我が家は建っています。
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