謝らなくていいから
珍しく次男から私のケータイに電話。
ハイハイ、と出ようとしたら切れちゃった。すぐにかけ直し
「もう少し根性出してよ。」
と言うと、言葉に詰まったような反応。
「もう少し鳴らしてよ、ってことだよ。」
と言うと、理解したよう。
「俺からの電話は悪い報告なんだけどね。」
と前置きして
「退職願を出した。」
との報告。
なんともタイムリーな私の
もう少し根性出してよ
発言でした。
来年の冬までは辞めない、とか言っていたのは10日前なのに。ダメだったか…
そして、営業所の所長と話し合いがあり、部署移動ということになったらしい。
同じグループの別会社への移動。
そして、そこは関東にしかないので、来月には関東へ引っ越すことになるようです。
「詳しくは週末に。」
と電話を切りました。
新社会人の次男は4月に地元へ配属され、東京から戻って来ましたが、またむこうへ行ってしまいます。
きっと営業所の所長も、半年で新人2人とも辞めてしまうと管理能力に疑問符が付くので、移動にしたのかなぁ、なんて勘ぐってしまいました。
だとしても、このご時世に就活しなくていいので良かったと思いました。
次男は電話で何度も何度も
「ごめんね。」
と言いました。
「仕事を辞めて、最終的にはゴミ屋になってもいいと思ってた。でも、大学まで出してもらったのに申し訳ないから、1,000万円返そうと思ってた。」
と言いました。
芸人になる、という果てしない夢を追いかける兄に続いて自分まで…
と、2人分のプレッシャーを感じているんだろうな、と思ってしまいました。
菅さんの苦労人伝説。秋田から家出同然で飛び出して…
地盤、看板、鞄の3バンの無い中で、苦労したんだろうと思う。危ない橋を渡って来たのかもしれない。
だけど、残された弟さんもプレッシャーだったんじゃないかなぁ、なんて。
菅兄弟と我が家の兄弟とではレベルが違い過ぎますが。
親に謝り続ける子が何だか切なくて
なんも言えなくなってしまう。
まぁ、ケロっとされるよりいいかー。
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