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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

秘策は古い長屋

「住居費に月に4、5万円が払えない」

とのたまう義弟のため、

 夫の秘策は、古い長屋

 

kappanomimikaki.hatenablog.com

 

ご先祖様のどの方が始めたのか、今となってはわからないのだけど、夫の家は戦前に建てられた古い長屋を所有しています。

土地は他人のもので、上物が夫の実家のもの。

家賃から地代やらを払うと、わずかばかりの手数料。負の遺産です。

 

「今時、長屋って何さ。」

と笑っていたのだけど、この間初めて見て来ました。

長屋でした。

車が入ることができない狭い路地に建っていて、2階建てのメゾネットタイプ。

3世帯が入れる、今風に言えばテラスハウスでしょうか。

カタカナにすればオシャレですが、

日当たりも悪く、本当に誰か住んでるの?

と何度も聞いてしまう、そんな感じです。

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(イメージ)

一つは近所の人が倉庫として借りていて、もう一つは、高齢の母親と60代の息子の生活保護世帯。

もう一つは、去年まで高齢の夫婦が住んでいたけど亡くなったので、今は空いているそうです。

その空いた部屋に義弟が住めば家賃が掛からない、ということ。

 

外から覗いてみたら、襖や壁や畳に長年のシミがベットリと染み付いていて、このまま住むには勇気が必要です。

トイレはボットンだし、お風呂からは銀色の煙突が出てました。

 

「タダだって言ったら、アイツは住みそうだな。」

…否定できません。

背に腹を変えられぬ、生死が掛かった状況なら私もいけるでしょう。

 

だけどこんな所、子どもたちの代に残したくない。できれば解体して処分してしまいたい。

これまた費用が掛かるやつです。

ご先祖様、なんでこんな物を残したの…(T . T)

ネックは生活保護世帯だけど、市に相談して転居してもらえるものなんだろうか。

 

もう解体だの処分だのの話ばかりで…

移転先を探しながらも、どこか終活してるようで、気持ちが盛り下がります。

 

この長屋の存在を義弟たちは知りません。

やはりこの物件は、義弟がゴネてどうにもならない時の最終手段にしておこうということにしました。

 

それは、ここが終の棲家になるのは、なんだか哀れに思ったからです。

 

 

 

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