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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

共有できることが嬉しくて

「母の夢を叶えたろか」の2日目は、父の妹である叔母とその娘(私からしたら従姉妹)とのランチ会。

叔母も従姉妹も、今回宿泊したホテルのすぐ近くに住んでいるので、話してみたら

「会いたい!」

と、従姉妹もパートのお休みを取って時間を作ってくれました。

 

当日、ホテル前に従姉妹が車で迎えに来てくれて郊外にある和食のレストランへ。

再会を喜び合い、近況報告しながらのランチ会でした。

 

父には姉がいて、その伯母は夫を亡くした後もヘルパーさんに来てもらいながら、ひとり暮らしを続けていましたが、先月体調を崩して入院し10日程で亡くなりました。

 

いつか、そのうち、コロナが落ち着いたら…

そう思っているうちに、いつの間にか亡くなってしまった、そんな感じです。

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そして献体に行ってしまったので、会うこともなく、葬儀もいつになるかわからず、そもそもそれすらあるのかわからず…

ひとり息子の従兄弟は嫁の尻に完全に敷かれているし、なんとなくのお別れになってしまいそうです。

今回の上京で、その伯母にも会えたらと考えていたので、あぁ間に合わなかったなと。

妹である叔母も年末からオミクロンだとかで会えてなかったらしく、相当落ち込んだそうです。

 

また、叔母の連れ合いである叔父は7,8年前から認知症のため介護施設に入っていて、以前は面会に行くと家に帰りたがり

「おかーさん、おかーさん。」

と叔母に後追いしていたのだけど、ここ2年面会ができなくなり認知も進み、もう家族の顔もわからなくなったそうです。

 

去年、母が押し入れを整理して見つけた祖母所有の古い写真を、叔母に渡そうと持って来ていて、食後のコーヒーを飲みながらテーブルに広げました。

そこには、叔母と叔父の結婚式のスナップ写真や亡くなった伯母が踊っている写真、青年だった父、5,60代と思われる祖母の姿がありました。

ほとんどが昭和20年代後半から40年代前半のもの。祖母の婦人会の旅行の写真は、全員着物を着ていて、

「昔は旅行に行くときキチンとした格好してたんだよね〜」

そして、見知らぬ男の人の写真に

「この人誰?」

と聞くと叔母が

「おじいちゃんよ。私のお父さん。」

遺影とはまた違い、西郷隆盛に似ていた…

私や従姉妹には新鮮で、叔母や母には懐かしく、そして可笑しくて、この感じを共有できるのは、もうこのメンバーだけになってしまった。だけど、こうしてキャッキャッできてとても嬉しい時間でした。

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叔母と従姉妹に最寄り駅まで送ってもらい、お互い何度も

「またね。元気で。ありがとう。」

を言い駅の階段へ行くと、ふたりはずーっと駐車した場所で見送って手を振っいて… 。これまで幾度も

「またね。」

を繰り返して来たけれど、重みが違う気がしてなんだか泣きそうになりました。

 

 

 

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