高所恐怖症、飛行機に乗る
高所恐怖症では全くなかったのに、40歳を過ぎたあたりから、高い所に来るとゾクゾクっとして足がすくむ感じになった。
観覧車はもはや絶叫系だと思った。
実際は絶叫する余裕もなく無言でグッと歯を食いしばるのだけど。
そんなわけで(?)飛行機は苦手です。
しかし、北海道へは飛行機。
絶叫するわけにもいかず目を閉じて眉間にシワを寄せて行って来た。
札幌はこれまでの日常とは打って変わり、気温23℃くらいの爽やかな初夏の気候で、風が吹くと寒くて長袖を羽織るくらい。
この度は、ポケモンGO「GOフェスタ2022札幌」への参加という大変極楽とんぼな目的でした。
会場の中島公園には全国から極楽とんぼがワンサカと集まっていて、完全に乗っ取られている状況。
老若男女がスマホ片手にピカチュウやロコンの紙製サンバイザーを頭に着けて歩いているし、何も知らない地元の人はさぞ驚いただろうなぁと思う。
私も魔法にかかりたかったけど、イベント終了後に持て余すなぁと断念。
夜、ジンギスカンを食べに行くと、ピカチュウのサンバイザーを着けた4,50代のおじさんが店内にいて、声を掛けたら東京からの参加者だった。
店外でもピカチュウを着けて並んでる若い子たちがいて、魔法は続いているなぁと思った。
滞在中、何度も大阪にいるような錯覚をしてしまうくらい、あちこちで関西弁が飛び交っていた。あまり馴染みがないので、直ぐ反応してしまうからかも。
今夏の北海道への旅行は前年比660%増だとかで、飛行機は満席。食事をするにも行列。
サッポロビール博物館の見学ツアーもビール園のレストランも予約が取れなかった。
「本日のコロナ陽性者◯◯人」
はどこ吹く風って感じ。
「怖い怖い」の人と「もう飽きた」の人と二分されてるのかもしれないね。
私はそれでいいんじゃないかと思っていて、何が正解なのかわからないし、100%一致なんてあり得ないし。
「出歩くアイツらが悪い」「コロナ脳だ」とお互いを批判せず、その都度後悔しない方を選べばいいんじゃなかろうか。
私は北海道へ行くのが初めてだったので、本当はもっと観光したかったけど、今回はポケモンGOが目的のため札幌市内をウロウロ。
だから、目を閉じて眉間にシワを寄せながら、心の中で「きゃー!今落ちてるよね⁉︎ 怖い怖ーい!」と絶叫し、また行かねばと思っています。
帰って来て、地元の空港を出るとムンっとした真夏の空気に包まれ、ほんの少し前まで着ていたカーディガン、こんなモノ着ていられない!
そして、聖地巡礼の反省会がしたくて『ゴールデンカムイ』を18巻まで久々の大人買い。中古だけど。全31巻なので残りは正規かなぁ。でも楽しみが増えました。
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