貧乏人は虫を食え
私は爬虫類は苦手ですが、兄がいたので夏になるとカブトムシやクワガタ、その他が家の飼育箱にいたからか昆虫は抵抗がありません。
カブトムシを飼うのは誰もが通る道だと思い込んでいたので、母になり息子たちがカブトムシを大量に捕まえてきても、そんなもんだと。
ただ、飼いきれないからお友だちにあげようとしたら、年下のママさんたちが
「どうやって飼うかわからない。」
と言い出し驚いたのです。
「えっ⁉︎子どもの頃に飼わなかった?」
「ない!ない!」
あるママさんは三姉妹だったので、その時に男の兄弟がいないと飼わないもんなのねと知りました。
それで、小さな飼育箱に必要なものをセットしてからあげたのでした。
私は昆虫は平気でも幼虫のようなニョロニョロ系はダメで、キャーキャー言ってたら、通りかかった近所のおばあちゃんが割り箸で掴んで
「魚の餌になれっ。(何の?)」
と用水路にホイっと投げてくれ、
おーー!
と拍手喝采。そのおばあちゃんがとても頼もしく見えました。
近所のママ友さんのひとりはカマキリが怖くて
「玄関のドアの所にいて家に入れない!」
私もカマキリのカマの部分は痛そうなので、軍手をはめて庭の方に放してやると
おーー!
と拍手喝采。軍手さえしていれば無敵です。
別のママ友さんはコオロギがダメだそうで、見つけると悲鳴をあげて逃げて行きます。でも幼虫等は平気というか
「かわいいじゃない?」
…まぁ皆いろいろですね。
おそらく、このママ友さんはコオロギを食べるなんて絶対無理だろうなぁと思います。
最近、昆虫食が話題のようです。
今後起きる可能性がある食糧不足に対応するため、環境負荷が小さい等、SDGS的な理由らしいです。
子どもの頃、大人たちが
イナゴの佃煮を食べていた
とか、
カエルを捕まえて食べた
とか聞いたこがあります。一度、イナゴの佃煮をいただいて食卓にのったことがありましたが、私はどうしても食べられませんでした。
コオロギパウダー入りのナントカ…が発売されたり、学校給食に出たりしているようです。
タンパク源ということらしいけど、素朴な疑問として大豆じゃダメなのかな?
どうしてコオロギ推しなんだろう?
昔の年寄りからは聞いたことがないし、ということは食糧難であっても、理由があって避けてきたのではないのかな。黒いし、厳しいなぁ。
それに、かたや牛乳を破棄したり長く減反政策を続けてきて、食糧危機になるから昆虫を食べましょう!というのは、もう何が何だか…
貧乏人は虫を食えってことかしら。
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