死にたい高齢者と向き合うこと
「死んでしまいたい」
と言う高齢者とどう向き合っていいのか。
今月、夫方の素敵叔母さまの胃がんの手術が上手くいき、喜んでいたのですが。
退院してみると、別人のようにネガティブになっていました。
下痢が続き間に合わない事もあるので紙パンツを履いている
体力が落ちて息が上がってしまう
足の浮腫みが取れず、自分の足じゃないよう
足の指先が冷たく真っ青になってしまった
左腕が支えないと上がらない
整形外科へは下痢の事もあり行けない
こんなに身体がボロボロになってしまい、この後、リンパ腫の治療もあるけど、皆に支えてもらい世話になってまで生きる意味を見出せない
排便障害になってまで生きていたくない
自死も周りに迷惑をかけてしまうし…
そんな事をポツリポツリと話出し…
人としての尊厳でいうのかな、排便障害は辛いですよね。でも、自分で処理ができるんだからいいじゃない?
まだ、術後日が経ってないから、身体もまだ追いつかないし、焦る必要はないよね?
今は底に近くて段々と良くなるんだから、私は「勘弁して」という感じはないですよ。
世話になるって、大してお世話してませんけど、負担でしたか?
って感じで答えていたんだけど、これでよかったかなぁ?
昨日はちょうど娘が帰省して、素敵叔母さまにお土産を持って伺ったのだけど、
「良いわね、若いって。未来がひらけていて。」
私ですら娘のキラキラが眩しくて、喜び反面時々凹みそうになるのに、叔母さまにはそれは残酷だったかもしれないと思いました。
実家の母もやはり死にたがりで、私自身受け取り過ぎているのだと自覚していますが、ここのところ引っ張られていました。
だから、WBCは気持ちを上げてくれてありがたかったです。
侍JAPANおめでとうー!
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良き一日となりました
昨日は夫方の素敵叔母さまの手術でした。
スキルス胃がんということで覚悟もしたし、あとは祈ることしかできません。
午前10時から始まり、執刀医から無事終わったとの連絡がきたのは午後7時前。
がんは広がっておらず、胃の2/3を切除、十二指腸はリンパ腫の影響でただれがあったので、胃と小腸を繋いだとのことでした。
腹腔鏡手術だったので回復も早く10日程で退院だそうです。
最悪は腹膜播種により手術さえ出来ない状態。
その次は胃の全摘だったので、かなり良かったし最大の山を超えた気がします。
今後は回復を待ち、次はリンパ腫の治療が始まります。
まだ長い道のりですが、叔母さまの両手には生命線がそれぞれ2本ずつあり(二重生命線)、やはり生命力が強いんだわぁ、大丈夫なんじゃないかしらぁと楽観的な気持ちになっております。
さて、昨夜はWBC、日本vs中国戦を観ました。
スコアだけ見れば8-1で快勝みたいなんだけど、勝っているのに残塁も多くモヤモヤ、まるで負けてるような、足元をすくわれるんじゃないかとヒヤヒヤする展開でした。
それでもきっちり勝ったし、手術は成功したし、昨日は良い1日になりました。
今日は韓国戦。毎回のことながら、お腹が痛くなります。
私だってね、最初から嫌いだった訳ではなく「無」だったし、むしろ多少の好感すらあったけれど、誰だって
「嫌い、嫌い」
と長年言われ続け、嫌がらせされたら大嫌いになります。
あのマウンドに太極旗を突き立てられたことは忘れられません。
スポーツと政治は無関係と思っているし、他の国に対しては全くその通りの目で見ています。だけど持ち込んで来るのはあちらなので。
スポーツを見ないK-POPファンの方は「?」かと思いますが、どうしても無理。
勝っても負けても嫌な気持ちになる唯一の国なのです。
今晩は全然楽しみじゃなくて、むしろ監視?な気持ちで観ます。
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下々には理解できないわ
先週からの風邪、なかなか咳が止まりません。
夫も市販の風邪薬を飲んでも結局、微熱が出てしまい、医者へ行くことになりました。念のため、インフルとコロナの検査をしたら、どちらも陰性。
ドラッグストアの薬剤師さんから
「コレ飲んで治らないようなら、それは風邪なので医者に行ってください。」
と言われ、その通りになりました。
コロナではない風邪です。
だから無料ではなく、薬代を加えると3,000円近くなります。
私は最初の薬を飲み切り、更にまた薬を貰いに行ったので、なんだかんだと合わせて5,000円近く掛かりました。
そうそう、風邪をひくってのはこんなものでした。
元々そうであっても、一度無料になると払いたくなくなるもので、コロナが5類になっても医療費は補助して欲しくなるんでしょうね。
おいしい思いをした医師会は
「5類になっても診療報酬の特例を維持するべきだ」
と表明していて、なんかね、乞食みたい。
夫方の親戚に医者の家があるんだけど、なんて言うのかな、ケチです、びっくりするほど。
そして感覚がズレてる。
素敵叔母さまの姉なんだけど、親が亡くなっても普通の弔問客と同じように葬儀場にしか現れなかったし。
自分の娘が難病になっても顔すら見に来ることもなく、
「成人した子の面倒をみる必要はないから。子どもが親をみるものでしょう?」
との見解だった。
人身事故(相手は死亡)をおこしても落ち込むでもなく
「相手が悪いのに謝りに行かないとダメなの?」
と言ってケロッといるし。
自分の妹の旦那さんが亡くなった時も同じ市内なのに駆けつけるでもなく、香典1万円を郵送で送って来ただけ。
これじゃ叔母さまが嫁ぎ先の兄弟に対し恥ずかしい想いをするだろうし、私たちは他の伯父さんと相談し10万くるんで生花出して、もう一つ何だか出して格好をつけました。
今回、叔母さまが胃がんの手術をすることを、甥っ子である姉の息子(医者)にメールで伝えたら、
"了解。いつでもこちらに来てください"
と返信が来たそうで。
了解って何だよ、てかオマエが来いよ
と関係ない私がカチンときてしまいました。
「先生」と呼ばれ、「奥様」と祭り上げられているうちに、段々と特別な人間だと思うようになるのかもしれませんね。
デパートの外商の人は
「みんな親切で良い人。」
なんだそうで、そりゃ高い買い物をしてくれる上客だから向こうも良い顔するよね。
そこの家の話をしたら枚挙にいとまがない、のだそうで…まぁ下々の私には理解できない事ばかりです。
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熱なし風邪患者対応はこんな感じ
不覚にも風邪をひいてしまった…
喉が痛い、からのくしゃみ鼻水、咳。
ナザールスプレーは痛いから嫌だと思いながらシューとすると鼻がよくなり、すごいもんだなと感心してしまった。
しかし、咳の方はだんだんと強くなり、夜中に何度も起きてしまうほど。
今週は、来月胃がんの手術をする叔母さまと病院へ行って、麻酔科の先生の話を聞かねばならない。こんな咳をしていたら病院に入れてもらえないだろうし、叔母さまにうつしたら大変だ。
普段であればまだ医者に行かないレベルだけど、咳だけピンポイントの薬で何とかしたいと思い、久しぶりに近所の医者へ行ってみた。
風邪で来るのはいつ以来だろう。とりあえずは令和初な気がする。
入り口に
風邪症状のある方は事前にお電話ください
と張り紙がしてあったので、何度もかけてみたが話し中。仕方ないので受付にヒョイと顔を出して
「咳が出るんですけど、入るとダメですよね?」
と声を掛けてみたら…
玄関に入った所に椅子があり、そこで待つか、車の中で待つか、だそうだ。車に戻るのも面倒なので玄関で待つことに。
看護師さんに症状を伝え、しばらくすると先生が来たので再び症状を話して診察終了。
その後受付の方が来て会計。処方せんはその方が隣の薬局に届けてくれた。
待っていると、薬局の方が薬を持って来てその説明、その場で会計。
私は移動もせず、ただ玄関の椅子に座っていればよかった。
ほぅ、これがコロナ禍でのガイドラインに沿った熱なし風邪患者対応なんですね、と勉強になりました。
帰宅すると夫も
「喉が痛い。これまでにない痛みだ。」
とか言い出した。まるで張り合っているよう。
仕事終わりにドラッグストアへ寄り、勧められたのが 『ルルアタックEXプレミアム』
そこの薬剤師さんが言うには
「コロナなら一発で効くんですけどね。飲んで効かないようなら、それは風邪なんで医者に行ってください。」
だそうで…。
「ん⁉︎」「え⁉︎」
みたいな空気になったらしい。
それで早速飲んで、お風呂から出てきたら
「もう痛くねー。」
って…ん?えっ⁉︎
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貧乏人は虫を食え
私は爬虫類は苦手ですが、兄がいたので夏になるとカブトムシやクワガタ、その他が家の飼育箱にいたからか昆虫は抵抗がありません。
カブトムシを飼うのは誰もが通る道だと思い込んでいたので、母になり息子たちがカブトムシを大量に捕まえてきても、そんなもんだと。
ただ、飼いきれないからお友だちにあげようとしたら、年下のママさんたちが
「どうやって飼うかわからない。」
と言い出し驚いたのです。
「えっ⁉︎子どもの頃に飼わなかった?」
「ない!ない!」
あるママさんは三姉妹だったので、その時に男の兄弟がいないと飼わないもんなのねと知りました。
それで、小さな飼育箱に必要なものをセットしてからあげたのでした。
私は昆虫は平気でも幼虫のようなニョロニョロ系はダメで、キャーキャー言ってたら、通りかかった近所のおばあちゃんが割り箸で掴んで
「魚の餌になれっ。(何の?)」
と用水路にホイっと投げてくれ、
おーー!
と拍手喝采。そのおばあちゃんがとても頼もしく見えました。
近所のママ友さんのひとりはカマキリが怖くて
「玄関のドアの所にいて家に入れない!」
私もカマキリのカマの部分は痛そうなので、軍手をはめて庭の方に放してやると
おーー!
と拍手喝采。軍手さえしていれば無敵です。
別のママ友さんはコオロギがダメだそうで、見つけると悲鳴をあげて逃げて行きます。でも幼虫等は平気というか
「かわいいじゃない?」
…まぁ皆いろいろですね。
おそらく、このママ友さんはコオロギを食べるなんて絶対無理だろうなぁと思います。
最近、昆虫食が話題のようです。
今後起きる可能性がある食糧不足に対応するため、環境負荷が小さい等、SDGS的な理由らしいです。
子どもの頃、大人たちが
イナゴの佃煮を食べていた
とか、
カエルを捕まえて食べた
とか聞いたこがあります。一度、イナゴの佃煮をいただいて食卓にのったことがありましたが、私はどうしても食べられませんでした。
コオロギパウダー入りのナントカ…が発売されたり、学校給食に出たりしているようです。
タンパク源ということらしいけど、素朴な疑問として大豆じゃダメなのかな?
どうしてコオロギ推しなんだろう?
昔の年寄りからは聞いたことがないし、ということは食糧難であっても、理由があって避けてきたのではないのかな。黒いし、厳しいなぁ。
それに、かたや牛乳を破棄したり長く減反政策を続けてきて、食糧危機になるから昆虫を食べましょう!というのは、もう何が何だか…
貧乏人は虫を食えってことかしら。
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やはり素敵叔母さまでした
先日、重複癌と診断された夫方の素敵叔母さまのこと。
kappanomimikaki.hatenablog.com
あの日、私は心が追いつかなくて泣いてしまったのですが、今度は胃がんの担当医からの説明で、胃がんは難治性のスキルス胃がんだと、追い討ちをかけるような話を夫が聞いてきました。
ステージⅢ、もしくはⅣとのことで、開けてみなければわからないけれど、Ⅳだともう厳しいようです。
リンパ腫の治療どころではなくなり、早急に胃の手術をすることに決定。
今回の入院はリンパ腫の治療だったので、一旦退院して来月また手術入院ということになりました。
叔母さまを迎えに行くに当たり、もうどんな顔をして、どんな話をしたらよいのやら…重い気持ちで行ったのだけど…。
叔母さまは達観しているのか、いつも通り明るくしていて、もう頭が下がります。
本来なら見つからず手遅れになるはずだったものが偶然見つかって手術もできる
もういつ死んでもいいんだから足掻けるだけラッキー
手術の前に体重を増やさないといけないから、高カロリーの物を食べなくちゃ
こんなに周りから心配してもらって、良くしてもらって感謝しかない
そんなことを話してくれ、帰りにスーパーで“体によい高カロリー“の食べ物を選んでいました。私にも
「好きな物買ってねー。」
と言うので、何故か私まで高カロリーの物を選び、そして買ってもらいました。
叔母さまのお宅に寄り、床暖のスイッチの場所を教えてもらっていたので病院へ行く前に予め入れておいたからか、
「よかったわぁ、いつでも家の中を物色していいからね。わかっててもらった方がいいから。」
なんて言って、
「物色しませーん。」
と答えながら、確かにある程度知った方いいのかも…とも思いました。
今後の予定の打ち合わせをして、その後遺言等について自分の想いを話し出し、それこそどんな顔したらいいのか戸惑ってしまい、急いでマスクするしかなかったです。
とにかく身体がシャンとしているうちに、再入院する前に、もっとデリケートな話をしておきたいようでしたが、これ以上は夫がいる時にと遠慮させてもらいました。
ホスピスの事も調べたりして覚悟はしているけれど、今は前向きに治療を受けると決めていて、周りに感謝し、明るく軽やかに振る舞う叔母さまは、やはり素敵だわぁ見習いたいわぁと思うのでした。
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まさかの展開に心が追いつかなかった
夫方の素敵叔母さまのリンパ腫再発が確認され、治療のため入院となりました。
この間、先生からは
「深刻ではないけど、ショックだよね。」
という言葉をかけられ、寄り添ってくれる先生だなと思ったし、「深刻ではない」はとても心強いものでした。
入院前にいろいろと検査があり、昨日叔母さまを病院へ送りました。その前に先生からの説明を聞くことになっていて、叔母さまとふたりで先生の前に座りました。
7年間再発もなく、昨年夏に寛解となっていたリンパ腫はこの半年の間に5箇所再発してしまっていること。
その他に、胃に癌が見つかり重複癌であること。
どちらか一つなら深刻ではないが、同時に治療ができないので、片方を優先するともう片方が更に増幅していまうこと。
年齢もあり体力に心配があること。
どちらの治療も上手くいく可能性もあるが、最悪のことも想定しリビングウィルを作っておくこと。
介護保険申請をしておくこと。
そんなような説明でした。
つい数分前までは楽観的で、こんなことを全く想定していませんでしたし、先生のお話を伺いながら心の中で
いや先生、そうは言ってもね…
と否定しようとするのだけど、もうそれが追いつかなくなってしまい、涙が溢れてきました。
叔母さまを不安にさせてはいけないから泣いてはいかんと思っているのにダメでした。
お話が済み、叔母さまと顔を合わせた時、お互いに気丈であろうとするのだけど、言葉を放とうとするとふたりとも涙が溢れてしまい、気の利いた言葉が出ませんでした。
ただ入院のために送ってきたはずだったのに、こんな場面に立ち会うことになるとは思ってもなくて、心の整理が上手くできず看護師さんからも
「気をつけてお帰りくださいね。」
と心配されてしまいました。
こちら叔母さまとは、これまで年始の挨拶くらいのお付き合いでしたが、旦那さまが亡くなってから親しくさせてもらってます。
もしも以前のような1年に1度くらいしか顔を合わさなかったら、
「それはお気の毒だね。」
と冷静に受け止めていたように思います。
わずか1年半であっても、ちょこちょこ顔を出してお喋りしたりして、だんだんと人となりを知り素敵な人だな、こんな風に歳を取りたいなと思うようになりました。
いつからか周りに憧れるような女性の先輩を見つけることもなくなり、またそれを求める気もなくなっていたので、とても新鮮でした。
一晩寝たら少し心の整理ができてきた気がします。
今後、どのような経過になるのかわかりませんが、どう転んでも対応できるように準備していきたいと思っています。
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