やはり素敵叔母さまでした
先日、重複癌と診断された夫方の素敵叔母さまのこと。
kappanomimikaki.hatenablog.com
あの日、私は心が追いつかなくて泣いてしまったのですが、今度は胃がんの担当医からの説明で、胃がんは難治性のスキルス胃がんだと、追い討ちをかけるような話を夫が聞いてきました。
ステージⅢ、もしくはⅣとのことで、開けてみなければわからないけれど、Ⅳだともう厳しいようです。
リンパ腫の治療どころではなくなり、早急に胃の手術をすることに決定。
今回の入院はリンパ腫の治療だったので、一旦退院して来月また手術入院ということになりました。
叔母さまを迎えに行くに当たり、もうどんな顔をして、どんな話をしたらよいのやら…重い気持ちで行ったのだけど…。
叔母さまは達観しているのか、いつも通り明るくしていて、もう頭が下がります。
本来なら見つからず手遅れになるはずだったものが偶然見つかって手術もできる
もういつ死んでもいいんだから足掻けるだけラッキー
手術の前に体重を増やさないといけないから、高カロリーの物を食べなくちゃ
こんなに周りから心配してもらって、良くしてもらって感謝しかない
そんなことを話してくれ、帰りにスーパーで“体によい高カロリー“の食べ物を選んでいました。私にも
「好きな物買ってねー。」
と言うので、何故か私まで高カロリーの物を選び、そして買ってもらいました。
叔母さまのお宅に寄り、床暖のスイッチの場所を教えてもらっていたので病院へ行く前に予め入れておいたからか、
「よかったわぁ、いつでも家の中を物色していいからね。わかっててもらった方がいいから。」
なんて言って、
「物色しませーん。」
と答えながら、確かにある程度知った方いいのかも…とも思いました。
今後の予定の打ち合わせをして、その後遺言等について自分の想いを話し出し、それこそどんな顔したらいいのか戸惑ってしまい、急いでマスクするしかなかったです。
とにかく身体がシャンとしているうちに、再入院する前に、もっとデリケートな話をしておきたいようでしたが、これ以上は夫がいる時にと遠慮させてもらいました。
ホスピスの事も調べたりして覚悟はしているけれど、今は前向きに治療を受けると決めていて、周りに感謝し、明るく軽やかに振る舞う叔母さまは、やはり素敵だわぁ見習いたいわぁと思うのでした。
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