カキツバタとアヤメの違いを知りました
先週、友人とカキツバタを眺めに出掛けました。
カキツバタ、アヤメ、花菖蒲…どれが何なん?というレベルの私たち。
青紫のカキツバタの群生を眺めながら、意外と地味ねと思っていると、東屋で施設のおじさまが、『カキツバタ、アヤメ、花菖蒲、ジャーマンアイリスの違い』を説明してくれました。
●生息地の違い
カキツバタは水辺
アヤメは乾燥した陸地
花菖蒲はその中間
●花の紋様の違い
↑カキツバタは花びらに白い線がスッと入っている
↑アヤメは網目の模様が入っている。
↑花菖蒲は黄色いラインがスッと入っている
花の付け根にブラシみたいのが着いている。
●その他 葉の太さが違いカキツバタは太く、アヤメは細い。
カキツバタは古典的で青紫一色しかない。この白いのはアルビノ↓
アヤメや花菖蒲は品種改良が進んで色とりどりだとか。
「おーーっ!」
花を愛でる新人の私たちは大喜び。食い入るように資料を眺め説明を聞いて、何なら質問したりして異色を放っていました。
説明を聞く前と後では見方も違ってきます。
ついさっきまで「地味ね」と思っていたのが、急に愛おしく凛として見えてきました。
次の東屋には、『カキツバタ俳句』が展示されていて、年配のご夫婦がそれを見ながら
「この漢字は何で読むんだろう。」
何句かの俳句の最後に 『杜若』 という漢字がありました。友人が
「きっと季語だよね。」
「…モリワカ?」
私は言いながらスマホで調べ
「カキツバタ …!」
「あぁ、そうか。」
ご主人が言い、私たちも
「モリワカって何。初めて聞いたし言った。字足らずじゃん。」
「そもそもカキツバタ俳句だし。」
冷静であれ、と思いました。
帰りの車の中で、今日は賢くなったねと自己満足気味に話し、道端で咲くアヤメを見つけては
「お、アヤメいた!」
と模様チェック。
「でも、次に咲くのは1年後。私たち、きっと忘れるね!」
忘れないようにブログに記しておきます。
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