環境によいと思っていたのに逆だった
市の取り組みで、廃天ぷら油のリサイクル事業があります。
地球温暖化対策として始まったものです。
私の勤める地域コミュニティ組織も、地域での収集拠点になって、月一回集まった油の回収をしてもらってます。
年間1万円程度ですが支援金が市から出て、
しかも!地球温暖化対策になるなんて、
素晴らしい!と思っていました。
私も、どうせ捨てる物が有効利用されるならいいことだ、とせっせと運んでおりました。
こんな感じで循環型社会を目指していたのですね
ところが、再生先であるバイオディーゼル燃料(BDF)が車両の問題から普及せず、製造を請け負う事業者が撤退してしまったそうです。
法規制や車両の不具合の問題があり、それらに合わせるとコストがかかり過ぎる、という事らしいです。
現在は、飼料として販売しているとか。
廃天ぷら油を収集するのにトラックを走らせるため、ガソリンを使い、むしろCO2を排出。
また、廃天ぷら油を回収する経費が利益の8倍もかかっている。
これらの事情から市の取り組みは廃止を検討しているというお知らせが届きました。
どうぞご理解ください
の文字に
はい、はい、理解しますよ。
添付のアンケートのご意見欄には
良い事をしていると思い、取り組んできましたが本末転倒になってしまったのですね。残念ですが仕方ないです。理解しました。お疲れ様でした。
と書きました。
「今後、天ぷら油は燃えるゴミの日に捨ててください、燃料になります。」
とのこと。
はいはい、以前のように固めて捨てますよ。
知らないだけで、こんな事は沢山あるのかもしれないですね。
この前の関越道での立ち往生。
もしも電気自動車だったなら、もっと悲惨だっただろう、という記事を見て、私なんてただ
大変だったわね、皆さん助け合って、無事でなにより
くらいにしか思ってなかったけど、そういう視点もあるんだな、と思いました。
循環型社会は確かに大事ではあるけど、それによって余計に燃料を消費することになっていたりしているかもしれません。
太陽光パネルを設置するために、山の斜面の木々を切り倒すのは違くないか、とか。
知識もなく、これは環境にいい、と宣伝されると、そうなのか!と、つい乗ってしまいます。
でも、待て待てかえって環境破壊になってしまわないか?(命にかかわる)危険なことになっていないか?
または誰得?利権?と疑うことも必要だわね、と思いました。
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