いつの間にやら出来ていた黒い土
我が家の庭は山茶花で囲ってあります。
毎年、私が素人なりに剪定をしていて、その枝葉を庭の端っこに無造作に積み重ねていました。
更に草刈りした雑草もその上にボンボン投げ捨て更に山になりました。
以前はそれを"炎大好き夫"が燃やしていたけど、もうやっちゃいけなくなって、かと言って袋に詰めたらどんだけ〜になるし。
どうしたもんかと思いつつ放置してました。
夏の日差しを浴びてカラッカラッに乾燥したので、景観を損ねてるしさすがに放置は…と枝を折りながら袋に詰めて、ふと気付いた。
下の方、真っ黒な土になってる…
いつの間にやら土に還ってますやん。
これって何? 堆肥? 腐葉土?
掘っていくと、ミミズやダンゴムシ、コガネムシの幼虫がで出てくる。
たぶんコレ良いやつなんじゃない?
幼虫は鳥の餌になれ!
と隣の空き地に放り投げ、真っ黒な土は庭に花壇に撒き散らしました。
それが去年の秋の話。
堆肥なのか何かしらができちゃった。
そうなると苦痛でしかなかった剪定や草取りが楽しみになってくるし、循環してるわぁと感動すら覚えてしまう。
地下茎で増えるスギナ等は別だけど、草取りも根ごと取ると土が固くなって、固い土壌でも根の張れる頑固な雑草が生えてくるんだとか。
だから土とギリギリの所で刈った方が土の中に隙間が出来て柔らかになり、抜きやすい雑草が生えるから楽、と最近知りました。
以前、職場の人が
「うちのカミさんは草刈りの仕方もわからん。」
とぼやいていたことを思い出した。
当時は草取りのやり方なんてあるんかね?と思ったけど、ようやく理解。
それにしても私もかつては、ミミズや大量のダンゴムシや幼虫に出くわすと、
きゃー!
と逃げ出す可愛い乙女だったはずなのに。
いつからか表情ひとつかえることもなく。
ブン!と放り投げる逞しい大人になってました。
時が経つって怖いわっ。
ようやく我が家の庭にも水仙が咲きました。
ポチっとお願いします
励みになります↓