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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

引越しで伝説を作る人

この度の引越しで、隣家の工務店から人足とトラックを出してもらえることになり、

「若い衆3人ほどやりますわぁ。」

と聞いていたんだけど、現れた若い衆とは40代半ばだった。

3Kの職場には求人出しても、若い子が来ないそうで、最近入った新人が48歳で、年下の先輩たちにイジリ倒されていた。

 

引越しの荷物の他にも、処分する物も持って行ってくれるというので、ドサクサに紛れ我が家の粗大ゴミやブラウン管テレビも持って行ってもらい助かりました。

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そういえば引越し準備中、義弟(次男)が私に

「ここからここまでが要る物。こっちは要らない物。」

と説明してきて。隣り合わせになったホコリっぽいヨレヨレのそれらを見て、明らかな違いがわからなかったんだ。

でも『要らない物』をゴミ袋に詰めて、その度に『要る物』の上に更にポロポロとホコリが落ちたりして、もう味噌もクソも一緒だなと思っていた。

 

また、義弟(次男)が3つある食器棚のうち2つを拭いていたので、

「ひとりだから1つでいいんじゃない。」

と言うと

「そっすよねー。1個でいいですよねー。」

と答えていたはずだった。

 

そして、義弟の方の荷物搬出の日。

『要る物』の中に、中学時代のグローブだの半世紀もののソファーだの、例の食器棚も結局2つ含まれていて、もうひとりの義弟(三男)に

「キャッチボールなんかしてねーだろ!」

「ソファーに座ってるの見た事ねーぞ!」

「どんだけ皿を持って行くつもりなんだ!」

と怒られて捨てさせられていた。

 

かと思えば、処分する物の搬出になると、

「あぁそれは要るんです」

と自らトラックの荷台に乗り込んで取り戻してきたり。その度にまた弟(三男)に怒られていた。

 

せっかく弟(三男)夫婦が1日がかりで掃除してくれた仮住まいの長屋に、ホコリまみれの『要る物』を持ち込み、

「まだ住んでないのにごみ屋敷にした!」

と、また弟(三男)に怒られて…。

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それでも何とか引越し荷物の搬入は終了し、ほっとしたのも束の間。義弟から夫へ電話が来た。

「あのさー、鍵無くしたんですけど。家に入れないんですけど合鍵ありますか?」

「はっ?今日引越しして、今日無くしたんか?」

そんなやり取りを聞きながら、私は横でゲラゲラと笑っていたら、更に

「あとさー通帳と定期預金の証書と現金が入ってた袋さー、捨てられたみたいでさー、どうしよう…。」

と言い出した。

「はぁー⁉︎ バカじゃねーの!いくら入ってたんだ?」

「10万。」

味噌もクソも一緒で、明らかに『要る物』に見えなかったのでしょう。

電話を切った後、夫は何度もため息をついていた。

 

翌日、いろいろと話を聞いたところ、若い衆も何かの塊を前にして何度も

「これ捨てていいんですか?」

と確認していたそうで、その時義弟(次男)はトラックの荷台に上がりながら、

「捨てていいですー」

と元気に答えていたらしい。

 

三男の方は自宅に帰るなり、そんな兄のことでブチギレていたとかで、かたや夫は落ち込んでいて、嫁たちはもうただ笑うしかなかったのです。

 

 

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