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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

残っても銭、出ても銭

義弟(弟2号)を我が家へ呼び出し、まずはお仏壇へおまいり。

 

これまでの経緯を話して、本人の意思を聞くと、

「どうしても、あの家出ないとダメ?このまま居るわけにいかないの?」

ほう、その手があったか。

kappanomimikaki.hatenablog.com

 

「それならそれでいいけど、俺たちは出ていくよ。家の普請も今後必要だけど自分で直せよ。

玄関雨漏りしてるしな。水道管も剥き出しだしな。床が歪んでるしな。

で、固定資産税はこれくらい。

町内会費はこれくらい。水道光熱費はこれくらいかな。」

と畳み掛けます。

「残っても銭、出ても銭だ。」

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「ゔ…」

頭を抱える義弟。

 

すると夫は

「だから、俺がお前に家を買ってやる。」

 

はっ⁉︎ 

男気スイッチ入っちゃってる?

私はすかさず

「賃貸だとね10年でこのくらい、20年でこのくらい掛かるの。

10年分の家賃で残りは事務所持ちで、中古の家が買えちゃうから、そしたら弟2号くんの終の棲家になるじゃん。」

と肝心な 貴方(義弟)の負担もありますよ、という事を伝えました。

 

「俺、どうせすぐ死ぬと思うんだよね。」

けど、簡単には死なせてもらえないのだよ。

中途半端に生かされるかもしれんのだよ。

今はよくても、病気になるかもしれん、収入がなくなるかもしれん。

それに死んだとしても、必ず誰かの手を借りないといけないし、それもタダってわけにいかんのだよ。

 

そんな事を次々と言われた義弟は、うなだれて声にならない声を発していました。

「ところでお前さ、貯金いくらある?」

夫の問いに義弟は

「んー200ちょっとかな。」

…今の会社に勤めて20年。200って、年間10しか貯めて来なかったのか。マジか、この人。

いったい何に消えていったのだろう。

おそらく今初めて老後について考えたんだと思いました。

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「ちょっと考えさせて。今すぐは答えが出ない。」

深いため息をつきながら、ラーメンの旅へと出掛けて行きました。

果たしてラーメンは美味しかったのだろうか。

 

 

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