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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

ただアホなわけではなかった

隣家の建替えに伴い、夫の実家兼事務所を壊すことになり、今後どうするか問題(賃貸か中古物件か等)が昨年から持ち上がっていました。

kappanomimikaki.hatenablog.com

 

まぁいろいろあって…

同じ場所に新たに建てることになり、1階を事務所、現在実家に住んでいる独身の弟の住居部分を2階に、と最高の結論にまとまったのです。

隣家は工務店なので、そちらと図面見ながら

あーでもない、こーでもない

と互いに夢を膨らませて打ち合わせをしています。

 

ところが義弟が突然、新居には行かずに築100年の古い長屋(夫名義)に住むと言い出しました。

kappanomimikaki.hatenablog.com

 

2回の引越し作業が面倒

そもそも金がない

健康診断の数値も悪くすぐ死ぬと思うからローン払って新居なんて無駄

というのが理由。

 

一度は納得していたはずなのに、引越しを目の前にして突然のちゃぶ台返しに戸惑ってしまった。

お金がないなら尚更新居に移った方がいい

ローンなんて10年もかからず完済でき定年後は家賃や家の普請も殆どない

孤独死の心配もない

そう思っていた。

 

だけど義弟へ、こちらの価値観の押し付けをしていただけなのか

なんて考えたり。

築100年以上のあの長屋じゃ、どこかで必ずリフォームしなきゃいけなくなるし、そんな所にお金をぶち込むことが全く理解できない。

正直こいつはアホなんかと思ったり。

裕福な弟なら心配しないよ、動き出したのにまた一から…どうすんだ!

という腹立たしさと。

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どうか良い方向に導いてくださいと毎日、お仏壇の義父母に話しかけていました。

 

先日、義弟から夫へ

「お話があります。」

と連絡がきて、長々と行かない理由を聞いていたら、結局のところ

自分はきっとすぐ死ぬのに今更(一緒に)ローンを抱える兄に対し申し訳ない

という義弟の遠慮だったことがわかり、呆気に取られてしまった。

アホだけど優しいアホでした。

 

申し訳なく思う部分なんてひとつにもないのに、そっちかとホッとし嬉しくなりました。

これで予定通り義弟の部屋を2階に作ります。

別れ際、何度も

「俺なんてすぐ死ぬんだよ、いいの?」

と聞く義弟。

 

お義父さん、お義母さん、優しい息子たちに育っていましたよ、ありがとうございました。

そんな報告をしました。

 

 

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