夢の新築か中古で充分か問題
事務所兼実家移転の話が出てから、外出すると空き家を気にするようになりました。
買い物に出掛ける道沿いにある、かつて新聞販売店だった平屋の建物が気になって、一度、外回りだとか、窓から中を覗いたりしてみたんだけど、手を加えないと無理だねぇと諦めていました。
kappanomimikaki.hatenablog.com
それがある日、リフォーム工事が始まって
あぁ買い手がついたんだな
と思っていたら、数日後、
リフォーム中 見学会実施中
と、のぼりが立っています。
早速連絡して、リフォーム中だけど見学に行ってみました。
リフォーム中の見学会というのは、外壁や中の壁、クローゼットの有無やエアコンの位置、コンセントの位置等、希望があればまだ変更できる、ということらしいです。
駐車場も4、5台停められそうで、値段も立地も申し分ないし、ここならいつか必要がなくなっても売れると私は思いました。
見学したあと、盛り上がって近くの別の建築会社の無料相談会へ。すると、
「新築の小さな2階建て住宅と平屋住宅の完成見学会があるので、参考に見てみますか?」
と誘われ、そちらを見学にいきました。
うーん新築はやはりいい。
明るくて綺麗で設備も素敵、心が躍ります。
「うちの場合はキッチンはもっと狭くていいから、部屋がその分広く取れるね。」
「こっちの部屋は、こんな風に使えるね。」
とか夢が膨らみます。
これまでの終活している気分が、いっきに夢に向かってしまい夫も楽しそうです。
で、支払いシュミレーションの話になって冷静さを取り戻します。
「胃が痛くなってきた。」
現実はどんなに小さな建物にしたところで、最低でも2,500万円のローンを背負うことになります。
気が大きくなって、あそこもここもと夢を広げたら、あっという間に3,000万円…
それを背負うには、もう歳を取り過ぎている気がします。
あと15歳若かったら、それをバネに…と思うけれど、そんな胃が痛くなるような事に手を出しちゃいけないと思いました。
こんなにあちこち見て回っていても、肝心の義弟(弟2号)がどうする気でいるのか、それが決まらないうちは何もできないよね。
それで
「仏壇が綺麗になったのに、まだ見てないだろ。とにかく一回おまいりに来なさい。」
弟2号を我が家に呼び出すことになりました。
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