情に流されないように
年度末、年度始めの忙しさもひと段落ついた頃、仕事を辞める話をさせてもらいました。
今年初めに、決心が揺るがぬようにブログに記しておいて、ようやく実行。
kappanomimikaki.hatenablog.com
辞める理由は、母のお世話にしておきました。本当は違うけど、それが一番円満で引き留められなくて済みます。
ただ後継者がいないので
「見つかるまで残って欲しい。」
と会長に言われ
「ずっと見つからなくて、そのままズルズルとなりませんか?」
「いや、何とかする。」
との事だけど、ちょっと心配でした。
そして余計な仕事を増やしてごめんなさいの気持ち…それがイカンかったのでした。
あれから1ヶ月半が経ちますが放置状態。
心配していた通りになっています。
一応長いことお世話になったので、辞める時期をご相談の上、と義理を果たすつもりだったのだけど。間借りしている支所の所長に
「自分でこの日までにと区切らないと、貴方に甘えてズルズルになるよ。」
と言われ、やはりそうですよね、と反省しています。
さて、その辞める理由にしてしまった母ですが、失語症のため話してる内容を私は半分くらいしかわからないでいます。
先日、タンスの引き出しの中が自分が倒れる前と変わっている、あったはずのお金がない、ような事を言い出して…
これ、認知症の人が「お金を盗まれた」と言い出すやつでは?
それとも後遺症の記憶障害のひとつ?
私が話の内容を間違って理解してるの?
考えたくないけど同居の兄が?
頭の中でいろんなパターンを想像しますが、どれが正解なのか、そもそも本当にそう言っているかもわかりません。
他にも何やら不満というか訴えたいことがあるみたいなんだけど。
所々名詞が違っていたり、適当な言葉が出てこなくて言い回しがくどくなり過ぎたりで、結局のところ何なのか伝わりません。
そのことを不憫だなぁと、何とか希望を叶えてあげたいと思ってしまいます。
だけど元気だった頃、母の不満が正当だったかと言えば疑問というか、共感できないことも多かったので、その辺りも加味して考えないと。
つい可哀想と同情してしまい、過度に要求を飲んでしまうようなこともあるから気をつけないとだなとも思います。
情に流されては失敗してきたので、情の部分はなるべく引っ込めるように、冷静でいようとせめぎ合いです。んー、でも負けそう…
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