フレイル予防を考える
地方在住のアラフィフ主婦です。
私の住む地方紙に昨日かな?フレイルが取り上げられていました。
フレイルとは
シルク・ド・ソレイユみたいな名前ですが、全く違います。
父はフレイル?
昨年秋に父を亡くしました
父が入院する夏の終わり頃、初めてフレイルということばを知りました。
84歳の父は車を運転して時々我が家にお茶をしにやって来ていたのに、来なくなったなと思っていたら、母から運転を止められていました。それが6月末の話。
その頃から急に食欲がなくなり、寝てばかり。何を食べても味がしないし、夜眠れないので、昼間に眠くなるのだそうです。
水を一口二口、うどんもミニサイズすら完食できません。母もお子様ランチ風にしたり工夫をしたようですが変わらず。しまいに怒り出したりして💦
そして8月末、突然へたり込んで失禁。掛かりつけの病院に行くと、そのまま点滴入院となりました。
検査をしても、どこも悪い所はなく、抗鬱剤の投与もしましたが改善されず。
それでフレイルってものににたどり着いたんです。
入院中、父は相変わらず食べず飲まず。
寝てばかりでは筋力が落ちるからとリハビリをすることになったけれど、食べないので体力が衰えていて、終わるとベッドに倒れ込みます。
「疲れるから嫌だ」
と若い作業療法士さんを困らせたりしていました。ジジイは頑固ですからね💦
そして段々と歩ける距離が減り、よろめくようになり、支えてもらわないとトイレへ行けなくなりました。
食べないと口の筋力も衰えます。
そのうち滑舌が悪くてなりました。
亡くなる10日ほど前には、歩くことも話すこともできない状態になっていました。
それでも父に聞くと、どこも痛くもないし苦しくもないそうです。
入院から1カ月半、ウトウト眠りながらすーっと亡くなりました。死因は老衰でした。
フレイルになる前に
認知症になってしまったり寝たきりなど要介護になってしまってからでは、もう専門機関に頼る他ないのでしょうが、その前段階で予防することができれば健康寿命を延ばせるのでしょうね。平均寿命と健康寿命では約10年の差があります。
ここの地域でも高齢者の居場所づくり、とかで自治会が世話役になって開設してる所もあるし、老人クラブ主体もあります。私がパート事務局として働くコミュニティ組織でも一つ開設しています。
ただ集まっておしゃべりする、だけでは社交的な、いわゆる心配要らないタイプの高齢者しか来ません。そのタイプは他にもカラオケだの趣味のサークルやイベントに出掛けて行くので、大丈夫です❗️
そうじゃないタイプ(特に男性)も参加しやすい場所があれば良いのかもしれません。例えば、
昔の映画を観る会とか?体操教室とか?
あとはなんでしょう?
高齢男性のニーズが思いつきません😰
ここ数年行政がやたらとプッシュしてくるのが
支え合いの仕組みづくり。
説明がフワッとしていて、丸め込まれそうで、どこまで地域に投げようとしているのか解らず私は警戒心が半端ないのですが、フレイル予防としての居場所づくりならば取り組めるのではと感じています。
とはいえ、本人の理解が最も大事なのですが。頑固ジジイを誘い出すには若いフェロモンが必要ですかね?
残念、もう出ません!
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