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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

物分かりのいい親を演じている

娘の友だちのAちゃん。大学が来月から対面授業が始まるとかで、上京するかどうかの家族会議があったんだとか。

 

対面といっても週一回。やってますよのアピールのためのようなもので、その程度ならやらないでくれた方がマシなくらいです。

 

Aちゃんとしては、春になったらどっちにしろ上京するのだし、行きたい。

でも、ご両親は行ったら最後、年末年始も帰省できないというか、帰省されても困るので行かせたくない。

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また、ご両親の仲が良くないので、自分は『かすがい』の自覚があるAちゃんは、自分がいなくなったら離婚するかも、と心配していて、踏ん切りがつかないんだそうだ。

 

地元の国立大学へ進学できたらよかったけど、学力が少し足りなかったので県外の大学へ。

それを許してくれたご両親に感謝の気持ちが強いのと、元々健気なほどは親の意に沿わないようなことはしない子です。

 

お兄さんは、そんな妹が不憫で

「Aが可哀想だろ⁉︎好きにさせてやれよ!」

と怒っていて、Aちゃんは怒られる両親が可哀想で、どうしようか迷っているのだそう。

 

ふ〜ん…

行きたいなら行けばいいんじゃないのか。

 

年末年始の帰省だって、心配なら帰省する前に1週間ばかり自主的にアパートで隔離してればいいんじゃないのか。

 

両親の不仲は、どうとでもなる。

30数年前、私もAちゃんと同じことを考えていて、担任の先生に

「そんなこと、オマエが心配しなくていいんだ。親は親でなんとでもするんだから、オマエは自分の希望する進路を考えればいいんだ。」

と少し怒ったように言われ、

そうか、いいのか…

と背中を押してもらえました。

結果、なんとでもなりました。

 

親の不仲の犠牲になる必要はないんだよ、Aちゃん。

 

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そんな話をしていると娘は、

「Aちゃんの家と違って、うちは何も反対されることがなくて自由にさせてもらってるね。」

と言いました。

ふふっと笑いながら、心の中では…

 

そりゃ、物分かりのいい親を演じているんだもん。

子どもの足かせにならないように我慢してるんだもん。

上の2人が進学で出ていく時も、本当は寂しくて一人で泣いてばかりいたんだぞ。

でも、絶対に泣き顔は見せまいと我慢して笑ってたんだぞ。

貴方が出て行く日が来るのが苦しく仕方ないし、その時が来たら間違いなく一人で泣くんだ。

でも、笑って送り出すんだ、私は。

 

自由にさせてもらってる、と思っているだろうけど、ただのやせ我慢だ。

言わんけど。

 

 

 

 

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