気後れしている時間はないのだ
まだ若かった頃、オバさんていうのは
図々しく、言えない事はなく、噂話が好きで、周りの目など気にせず、とにかくパワフル。
「オバタリアン」が流行語になった頃、ああいうオバさんにはなりたくない、と思ったものでした。
あの頃のオバさんたちは、たぶんパワフルなおばあちゃんになっているかな。
ここ数年の間に、賑やかで若い子がいっぱいいるような場所は、気後れしてしまい避けてしまうようになりました。
落ち着いた所の方がホッとするというのか。
もうオバさんなのに、こんな事したら笑われるかなとか、今更こんな事始めてどうするとか、こんな格好できないよなとか
何をするにも、
オバさんなのに大丈夫?
痛くない?
と異常に気にしている自分がいました。
ある時、自分の健康寿命はあと25年程では⁉︎
と考えたら、それ意外と早いぞと思いました。
それで、とりあえずやってみたい事、やらねばならない事を書き出したら、出るわ出るわ…
全部やり切れるかなと逆に不安に。
残りの時間を思えば、人目など気にしていられないのではっ!
っていうか、私の考える人目などそもそも存在していないのかもしれない。
自分で自分の作った檻の中に勝手に入ってしまっているだけな気がします。
先日、娘が
「ひとりカラオケしてからバイト行く。」
と言ったのを聞いて、私も急に行きたくなりました。
娘にあれこれと指南してもらい、イザ!
遅ればせながら、ひとりカラオケデビュー。
カラオケボックスへ行くこと事態、何年ぶりでしょう。
ドキドキしながら行ってみると、知らないオバさんが入って行くのが見えました。
おお!御同輩よ!
その人を追うように入店。
最初は部屋の照明の場所がわからなくて、今は暗い部屋で歌うのが主流なのか?
と、フリードリンクを取りにいくフリして、他の部屋を偵察に行くと、灯りが漏れています。
エアコンのリモコンだと思っていたのが、照明のリモコンだとその後気付きました。
本じゃないの?番号入れるんじゃないの?
いつの時代の人だよ、私。
昔といろいろ変わっていて、あたふた。
とりあえず1時間と思っていたのに、結局30分延長してしまいました。
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