コロナだけが病気じゃないのに
息子の幼なじみのおばあちゃんMさんが亡くなりました。すご〜く元気で若々しくて、死にそうもないような肝っ玉かぁちゃんタイプの方でした。
コロナで亡くなった
と噂が流れ、Mさんご夫婦が半世紀前に立ち上げた会社が近くにあるので行ってみると営業しています。
なんだ嘘じゃん。
と扉を開けると、娘さん(といっても50代後半)が仕事をしています。
亡くなったのも嘘？
と期待しつつ、声を掛けます。
「Nさん…もしかして不幸がありました？」
ないよー、あはは🤣
と笑えたら…と思ったけど返ってきたのは
「母が…」
既に癌と告知されいて、治療は、家族には知らせないでと本人の希望で、家族は知らなかったんだそうです。
6月末にコロナワクチンを打った後、急にガタガタっと来て入院して、その時初めて末期の癌と知ったそうです。
弱った身体にワクチンは強過ぎたようです。
そんな人もワクチンを打つのかとも思いました。
余命いくばくもないのにワクチンを打ったのは、自分のためではなくて周り人たちのため、病気を知られないためだったのかな。
そのことが、少し死期を早めることになってしまったんだなぁと複雑でした。
先週、いつも行く美容院で髪を切ってもらっていたら、
「この間、入院してきた。」
と言うのでよく聞くと、夜になると39°台の熱が出るっていうのが2日続き、3日目は昼間から40°になったんだとか。
もしかしてコロナ？
そう思ったら、お店閉めないととか、娘夫婦の仕事が…とか考えて怖くなった。
その後がちょっと何言ってるのかわからないんだけど、怖くなって病院に行かず自宅で更に様子見したそうな。
それでも熱が下がらず娘さんに促され病院へ行くと、まずはpcr検査。陰性が確認されてようやく診察してもらうと、肺炎で即入院になった。
「それで2週間入院したんだよ、馬鹿でしょ。」
コロナ陽性を恐れて風邪こじらせ肺炎て…
普通に風邪をひくのも命がけ、もう少しだけ最後の何てことのない幸せな日常を送るのも叶わない、病気はコロナだけじゃないのに、なんだかなぁ。
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