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夢見る頃はとうに過ぎたけど

地方住みアラフィフ主婦のあれこれ思ったこと

余裕のある人になってみたら…

先日、夫とランチへ出かけました。注文をして待っていたら、お店の方がテーブルに来て

「本日、お料理の提供が遅くなっております。もし、お急ぎのようでしたら…」

と申し訳なさそうに言うので、

「12時半くらいになります?」

その時11時45分、少しオーバー気味に言ったつもりが、

「そうですね。」

えっ⁉︎ そんなに?と内心驚き、でも、

「急いでないので大丈夫ですよ。」

と余裕がある人になってみた。

 

私も入ってからわかった事なんだけど、ここのレストランは知的障害のある人が訓練のために、職員の人と共に働いている所でした。

メニューの表紙にちゃんと

"至らぬ点もありますが、暖かく見守ってください"

と書かれています。

 

その日はたまたま同じフロアで落語会があるらしく、そこへ行く人で満席で、開演が13時なので間に合いますか?の確認だったみたいです。

なかには帰って行くグループもいましたが、私たちの次の予定は13時半なので全く問題ありません。

店内を見回すと50代の私たちが一番若い客というなかなか無いパターンでした。

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後ろの席の60代とおぼしき上品そうな3人の女性が楽しそうにお喋りをしていて、そのうち安倍元総理の国葬儀の話題に。

嫌な予感…

きっと税金がーとか法的根拠がーになるんだろうなと思っていたら、まさかの

「献花に行って来たのよー。」

首都圏に住んでいるわけでなし、交通費だけで万のお金が掛かるのに、やるなぁと思った。

どこそこの駅で降りて、長い列でどこそこのまで続いていたとか、帰りに靖国神社に寄ったら考える事が同じ人が沢山いたわとか。そして、

「ここまで叩かれるほど悪い事したとは思わないわ。」

おおっ。

リアル世界でそんな話をするおばさまがいるんだぁ…となんだか新鮮に感じました。

その場は「そうね、そうね」と盛り上がってはいなかった感じだったけど、やるなぁと思いました。

そのうち私たちのテーブルにもお料理が運ばれてきたので、もう何も耳に入って来なくなりましたが…

 

知的障害のある方が作っているのかな、たぶん急ぐとかないんだろうな、と思いながらも、盛り付けも可愛くとても美味しくいただきました。

お店を出る頃、落語会が始まったのか隣りの部屋から賑やかなお囃子が聴こえて来ました。

 

 

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