この世代の方の自信と自覚のなさ
私が事務局として勤める地域コミュニティ組織。
年度末の今の時期、本来なら事業報告等で毎日のように会議、会議なのですが、武漢肺炎の感染者が県内に出てから延期になってます。
市からも自粛要請が来ていて、渋る会長を説き伏せて延期にしてもらいました。
おかげで私は楽なんだけど、今後、延期にしている会議をどうするかっていうので、会長と副会長で話し合いを行いました。
おふたりとも60代半ば過ぎの行政あがりの方です。
どうしても例年通りに事を進めたいようで、
「大丈夫だよ、少しくらい。普通に集まってもらっていいよ。月末にやってしまえよ。」
「来月は総会があるわけだから、来年度の事業を決めていかないとー」
どうも自分は大丈夫という自信に満ち溢れているのです。
若い子ならばいざ知らず、地域コミュニティ組織の役員さんたちは、40代から70代の中高年の方ばかりなのに、そんな人たちが連日集まるの?50人も室内に集まって、総会するの?
懇親会もする気ですか?
一番感染しそうな世代なのに?
重症化しそうな人もいるわよ。
それに事業ったって、ゴミ拾いボランティアとか敬老会や講演会の開催とか、今後の状況によっては開催できないかもよ、みたいなもの。
kappanomimikaki.hatenablog.com
非常時なんだから例年通りに行かなくても、誰も文句を言う人はいないと思うぞ。
委任状でいけるんじゃね?
そもそも、その事業を中止したところで、特に困る人はいないのでは?
だいたい、これでご飯食べてる人はいないしボランティアなんだからね。
意外な展開に私の頭の中は??の嵐。
おふたりで、そーだそーだと盛り上がって、流されてしまいそうでした。
これはマズイと、私にしては珍しく本音を言わせていただきました。
「この組織の事業は、究極の話、無くなっても地域の人は誰も困らないですよ。
困るのは行政なんですよ。
そんな無くてもいい事で、リスクを抱えて会議のための会議をする必要がありますかね?
今年は、例年通りじゃなくても構わないと思いますよ。」
すると苦笑いされ
「そうなんだよねー。でも、まぁ次回に◯◯さんと△△さんも呼んでさ、そこでしっかり決めよう」
ということになりました。
まぁとりあえず、今回はそんなとこですよね。
その次回には強敵70代が2人と微妙な40代が1人加わる予定なので、空気を作って行けるか心配です。
でも、どこから来るんでしょうかね。
この世代の方の自信と自覚のなさは。
別にね、平穏無事な時なら良いのですよ。むしろ活躍していてもらいたいし、楽しんでもらいたい。今は違うじゃないですかぁ…
そういえば、70代の方たちが海外旅行で感染して帰国されてましたよね。
スポーツジムやら卓球教室やら…
アクティブな中高年、自覚しましょうよ!
ポチっとお願いします
励みになります
↓↓