東京の人になれなかったね
この春、新社会人となった次男。
新人研修を終えて配属先が決まったと連絡がありました。
なんと地元でした。
「えっマジか⁉︎」
驚いて何をどうすれば良いのか頭が回りません。
「それで、いろいろどうしようかと…」
アパートの事、引越しの事、こっちへ来てからの事…次々と聞いてくるけれど、一度にいろんなこと考えられない私は
「ちょっと待って」
と夫に電話を変わってもらいました。
一見落ち着いて見えるけどパニック状態。静かなるパニックですわ。
嬉しい気持ち、安心、これからの様々な手続き、まして緊急事態宣言下で、何をしていいのか悪いのか…
配属って、まだ試用期間で正式ではないだろうし、また何処か違う所へ行くかもしれないんじゃないか？等々
ほんのひと月前、東京へ戻って行く次男の後ろ姿を見送り、哀しい予感しかなかったはずなのに、大どんでん返しです。
kappanomimikaki.hatenablog.com
東京の人になれなかったね。
親にとっては喜ぶとこなのですが、次男にとっては残念な結果に。夫は
「もう、帰って来るのかー。困ったなー。」
言葉と裏腹にご機嫌です。チョッパーみたいです。
私は、もう少しむこうに居させてやりたかったな、もしくは知らない県とかの方が新鮮な気持ちになれたんじゃないかな、と思って複雑な気持ちです。
この春からは、夫婦ふたりの暮らしが始まり、間違いなく空の巣症候群になるだろうと思っていたのに、娘も大学が始まらず家に居て、次男は戻り、結果4人に増えます。
わからないものです。
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